2009年2月8日日曜日

映画『リベリオン』は『マトリックス』の二番煎じだが、オモロ~

75d8acd4.jpgレンタルしてからというもの、すっかりハマってしまった『ダークナイト』。

特に娘のハマりようはものすごく、アニメのDVDにまで手を出したり、アメコミを買い込んだり、ラジパンダリ…。

『バットマン』については話が長くなりそうなんで、近々特集することにします。


で、今日はバットマンの「なかのひと」クリスチャン・ベール主演の『リベリオン』の感想をば。

これははっきり申し上げると、『マトリックス』の二番煎じに他ならず。

しかし、クリスチャン・ベールがめちゃめちゃカッコよく、ストーリーもいいので観る価値は十分あります。


第三次世界大戦後の世界は、感情を取り締まる洗脳国家によって支配されていた。支給される薬により感情を奪われた主人公が体制に疑問を感じはじめ、次第に人間性を取り戻していく…という近未来SFです。ちなみに「リベリオン」とは反逆者のこと。


人間性に目覚めかけたときの悩める姿に惹かれますが、映画冒頭で特殊部隊員「クラマトン・クラリック」として無類の強さを見せつける、人間性のかけらもないような冷徹な主人公も捨てがたい。


見どころは<GUN=KATA>ガン=カタと呼ばれるアクションです。

二挺拳銃を用いる架空の武術なのですが、その流れるような動きは『マトリックス』以上かも。

劇場公開時にはほとんど宣伝もされず1ヵ月で打ち切りとなりましたが、DVD化を機に口コミで評判が広がったというのもうなづけます。


また、主人公には子供が2人いるのですが、その子らには驚かされました。

これはすごい!


ま、そういった内容はともかくとして、笑えたのは終盤の戦いで敵方の顔面をスパッと切り取ったシーンがあったこと。


(私)「げげっ! なんじゃ、こりゃ」
(娘)「うん、スプラッタでもやらんな」

(私)「確かに。これはないわ」


DVD特典にある「コンバットファイル」の解説によると、「歌舞伎の面取り」を意識したらしい。

日本武道を意識してるからって「歌舞伎」の面かよ。こんなん、見たことないよ。


さらに、息子が発見したシーン。

(息子)「あははっ。今のところ、紙が落ちてるのかと思った」


娘と私は全然気づかなかったので、巻き戻して確認。

何かと思えば、少し後のシーンで、切り取った「顔面」が床にぺたっと落ちとった。

うっかりすると見逃してしまう何気なさだわ、びっくり。


観る映画に迷ったら、是非レンタルしてみてください。


追記:


正直これはどーでもいいことなんですが、エンディングテーマ曲の終盤あたりで、歌詞(というか効果音)が「コロスケ」って聴こえるんですよ。娘が言い出したんですけど、一度認識しちゃうとそうとしか聴こえなくなって、もう「大笑い」でしたwww

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