2005年10月12日水曜日

Zaurusにマウス接続-設定編

mouse1

まるで、PCっすよ。

「交渉人 真下正義」のマウスは、Zaurusの大きさにちょうどいいかも。

mouse2

赤外線マウス、裏返してみた。光ってるのが分かるかな。

ケーブルの接続は、こんな感じ。


USBマウスを、USBホストケーブルを介してZaurusにつなぎ、Power On。

もちろん、このままでは、マウスは使用できない。

ターミナルから、以下のQCopメッセージを打ち込む。
QCopメッセージとは、KeyHelperAppletのコマンドらしい。

つまり、KeyHelperApplet Version 1.1.3 以降が必要なのだ(メモメモ..)。


QCopメッセージとは、Qtopiaアプリケーション間の相互通信に使用されるメッセージらしい。

それをコマンドラインから扱うツールがqcopコマンドだ。

KeyHelperAppletのフック機能を使用するので、KeyHelperApplet Version 1.1.3以降が必要である。

起動

% qcop QPE/InputHelper 'handle()'


おお!

十字カーソルが現れた!

スムーズに動く。

文字の上を[左ボタン]でドラッグしてコピー、[中ボタン]でペーストができるぞ。

これは、イイっ!

停止

% qcop QPE/InputHelper 'handle(int)'


intの部分には回数を入れる。

この指定回数のクリック後に自動的にマウスモードを終了するらしい。

うーん、うまく終了してくれない。

こんなメッセージが表示されてしまう。

"Syntax error in paramter type: 2"


何か間違っているのか?

とりあえず、この問題は保留。


さて、Power Onするたびに、ターミナルから入力するのはめんどい。

そこで、KeyHelperAppletの設定ファイルに起動用のキーを登録することにする。

/home/zaurus/Settings/keyhelper.confのランチャー設定を追加する。


結局、エディタはviを使っている自分に気づく。長年慣れ親しんでるもんで。。

PC上で作成したらしく、行末にCRコード(^M)が付いている。

viでは、

で置換すると、CRが取れる(viの使用経験がない方は試さないでね。

[Ctrl]+[v]はCtrlキーとvを一緒に押すこと)

まあ、CRコードは付いたままでも支障は無い。


[Launch]の最下行に、以下の1行を追加し、保存。

H = @qcop[TAB]QPE/InputHelper handle()


Zaurusを立ち上げ直して、ランチャーで[h]キーを押してみた。

ちょっと間があって、マウスが現れた。

よし、成功。


とりあえず、今日はここまで。

「はぐはぐリナザウ・Wiki」にも、まとめを書く予定(いつ?)。

2005/10/18 追記:

USBマウスを使用するときは、qcopメッセージhandle()でカーソルの表示をしなくても、マウスを動かすだけでカーソルが表示されるとのこと。

確かに。そして、動かさないでいると、2~3秒後に自動的にマウスは消える。



3 件のコメント:

  1. おめでとう。カーソルも出るのですなぁ。

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  2. あの十字カーソルが出たときは嬉しい違和感があり感激ました。ザウルスがノートパソコンに見えちゃいました。カーソルを自分好みの形に変えている方が居られましたが、私はまだそこまでやっていません。

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  3. そうそう、十字カーソル!
    結構、気に入っているのですよ。

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